フロントエンドとバックンドの設定によるマーケティング
収益構造を変えるマーケティングとして、フロントエンドとバックエンドについて書いてみました。
リピートが望めるビジネスでは、最初の取引は、フロントエンドと考えます。フロントエンドには、営業経費や広告経費が掛かります。バックエンドは、リピートや次のアクションのことをいいます。リピートにより次からは、継続した利益が見込めます。
そこで、このリピートから収益構造を変化させることが出来ます。
ECサイト(通販サイト)や通販ビジネスでは、サイトに登録させることが、フロントエンドなり、サイトよりメールで経費の掛からないメールによりバックエンドによる販売を行います。
ですから、ECサイトを始めるときには、登録者数をより多く獲得するための投資とシナリオが必要になります。ウェブでもこのマーケティングを活用することが出来ます。
1度、顧客になってくれたお客様は、その会社のファンになります。
クリーニング屋では、2度にわたり驚くような特典を来店客に与えると、その店の常連になると言われています。クリーニング屋では、2回お客様に来店してもらえば、お客様は4回足を運んでいただく事になります。よって、そのお客様は常連になるのでしょう。
これはダン・ケネディが語った講演の中の話です。
リピートが望めないビジネスでも、このフロントエンドとバックエンドのマーケティングは可能です。
1度目は、「お試し」など、できるだけ他社に負けない採算を度外視ししたサービスを行うと、バックエンドの商品を売ることが簡単になります。このバックエンドで、しっかりと収益を得ることが出来ます。
また、毎月費用を請求できるような顧問料・保守メンテナンス契約が設定できる可能性のあるビジネスは、顧問料で継続的な収益を拡大することが出来ます。例えば、機械販売では、製品価格を他社と差別化出来るようにして、機械販売時に保守メンテンナス契約を義務付けることにより、2年後くらいには、通常価格の販売価格より高い収益を得ることが出来ます。
そして、なによりもお客様と「繋がる」ことが大切なのです。
ユーザーと繋がっていることにフォーカスすると新商品やキャンペーンを行う時に、自社リストにDMを出すことが他の広告やウェブ広告などより効果的です。一度購入してくれたユーザーを大切にすることです。
バックエンドの作り方
バックエンドでは、ビジネスラインアップを増やすことが出来ます。更に収益を高めることが出来ます。
会計事務所なら、経営診断プラン・経営計画作成プラン・事業承継計画プランなどなど、収益拡大が出来ます。
しかし、このマーケティングには、自社顧客リストがある一定数必要です。その一定数を獲得するために、新規顧客を獲得するときに、このフロントエンドとバックエンドマーケティングを考慮する必要があります。
くわえて、新規顧客を増やしたければ、既存客にアプローチすることです。既存客に「感動」を与えることで、新規顧客を増やすことが出来ます。
その方法については次回解説します。
弊社では、これらのマーケティングとウェブサイトなどのデジタルマーケティングを関連させたマーケティングのご提案を行っています。