サッカーワールドカップ日本代表VSスペイン戦を観て
サッカーの評論家ではない私がサッカーワールドカップ日本代表VSスペイン戦に対して、モノを言う立場でなく、それなりの知識や資格もない。ただ、逆転で、ドイツやスペインに勝つことは、学生時代に観ていた日産・日立などなどの社会人やサッカーワードカップ予選で韓国に負けている日本のサッカーからぜんざいの日本サッカーを比べるとかなり貧弱で信じられません。まさしく「同派の奇跡」ともいいたくなる状況だが、それは奇跡でもなんでもない「ただの真実」なのです。やはり、サッカーを支援する人口やグローバル思考で海外で戦っている選手が多いことが日本が強くなった要因であることは、素人目に分かりますね。
サポーターの強さにも感心した
私ごとで話は長くなりますが、ドイツ戦の前半で日本代表が1点リードされている時点で、日本代表の勝利を勝手に諦めていました、そして、スペイン戦も同様だ。逆転で勝てるほど日本代表のメンタルが強くなったことは誰でも認めることでしょう。しかし、私は日本代表を信じることなく、TVを付けながら掃除などで気を紛らしていました。そして、戦地ドーハまで駆けつけ、負けている最中でも一生懸命に日本の勝利を信じ応援を続けるサポーターの強さにも感心しました。そこで私のメンタルの弱さを再確認しました。
経営者に必要なメンタルコントロール
経営者こそメンタルが強くないとならないと私は思います。そして、人間力を高めなければなりません。人間ですから感情が発生するのは当然です。しかし、穏やかな心で経営に当たる必要があります。そこで、激しい感情が発生した時に、私は「どのように対応するのか?」心がけている項目を12項目記載してみました。
① 怒りを抑える・・・その場から去る。激怒したらあとから謝る
② 悲しい出来事(知人友人の死去など)・・・悲しむのは7日間と決める
③ 落ち込んだ時・・・3日間は落ち込む
④ 「めんどくさい」と感じたら・・・それは重要なサインだと行動する
⑤ 他人の暴言など・・・自分を傷つけるは他人ではなく自分であることを認識する
⑥ 批判された・・・「ありがとう」と言って、「私は私」と内容は無視する
⑦ 失敗した時・・・自分の弱点が見つかったと喜ぶ
⑧ 意見が合わなかったら・・・それぞれに価値観は異なることを認識する。そして、相手を理解する事から始める
⑨ 期待した社員(家族を含む他人)に裏切られた時・・・「人はコントロールできない猫と一緒」と考える
⑩ 問題が発生した時・・・起きたことはすべて過去のことだと理解する(原因と結果で考える)
⑪ なかなか上手く行かない時・・・プラトー(停滞期間)があることを信じGRIT(やり抜くチカラ)でやり続ける
⑫ 信頼されなかった時・・・信頼とは、自分から投げかけるものであることを再確認する。
7つの習慣のコヴィー博士は、刺激と反応の灰谷隙間があることを問いてます。他人はコントロールできませんが、自分はコントロールできませんができるのです、この概念を肝に銘じることです。
経営者にとって前向きの意味とは?
経営者にとって、「前向き」とは、定めた目標に対して、起きたことは過去のことと理解して、その判断は「目的に沿ってどうするのか?」で前から後ろを向くか決めます。できるだけ、一般論として「前向きか?後ろ向きか?」に囚われた判断はしないのです。
経営のメンタルについて
すべての決断には、それが成功するギャランティなどなにもない世界で、リスクを負うことや他人と異なった判断をすることなどが多い経営者は孤独です。それに挑戦し続けるためにも人間力を高めるためにも、メンタルを鍛えることは重要な経営者の仕事です。