アフターコロナからWithに
最近、「アフターコロナ」という言葉より、「Withコロナ」と言う言葉の方が多く聞かれるようになりました。Withコロナを概念は、新型コロナウイルス対策をしながら業績をキープする。もしくは、新型コロナウイルス対策前に業績を戻しながら、拡大路線に向かうということなのです。何故ならば、以前と同じ業績ならここで受けたマイナスの補填や計画性のない借入金のための返済がさらに脆弱された多くの企業が継続的が不可能になるからです。
アフターコロナとは、ワクチンが完成され完全に新型コロナウイルスに対応できるようになったときの生活者思考の変化やビジネスの変化の起こる状態であるということです。
現在の状況でWithコロナという言い回しの生活の変化やその変化に対応したビジネスの再構築が必要になります。ですから、当分、経済は衰退し、倒産・廃業する企業が増えるでしょう。それは、ここで安易に対策資金借入を行ったツケが返済という形で始まります。企業は「アフターコロナをどう生き抜く」のではなく、「どんなビジョンを持って進んでいくのか、以前より生産効率の高いビジネスへの再構築が必要になります。例え今生き残っても、まだまだ先には大きな不安要素があるということです。
正解のない時代の経営
正解のない時代と言われています。在宅ワークで新商品を開発して業績を上げるには、正しく情報知的生産社会のデジタル化により、新しい仕事の仕方が必要になる時代です。そこに各企業の個性である「他社とは異なる価値」を所有しなければなくなります。
例えば、今回の新型コロナウイルス対策の自粛ムードのなかでも増収増益を目論んでいる企業はあります。環境や条件が悪いから業績が伸びないとか、「生き残り」なんて話をしていては、到底無理な話かもしれません。
原因にフォーカスするのではなく、目的にフォーカスする経営
発生した原因によって心を動かされるタイプの経営者は労働生産性の社会の中であることの認識が不足しています。これからの時代は常に目的論の元で仕事が行われ、さらに経営が行われる必要があるのです。この目的論を簡単に説明すると「他社や環境は関係なく、自分の持っている価値観にともない経営を行う」という考え方です。
ですから、いわゆる正解のない時代なのです。
誰かにとっては不幸な出来事かもしれませんが、他の誰かにはとてもはラッキーなことになるのです。ですが、ジム・コリンズ著ビジョナリー・カンパニーであるように、ビジョナリー・カンパニーは、一度は深い谷底に落ちたことのある企業だということです。
あなたにとって、この「Withコロナ」をどのように自社を変化させ対応していきますか?
アフターではなく、「Withコロナの時代」経営者のやるべきことは、「変化」です。独自の価値観による変化です。以前と同じ経営をしていたらこれからやってくる大不況には生き残れない。
With新型コロナ時代の失敗しなための「リモートワーク」をお読みください。