経営者なら出来ることを探す能力はあります。|コンサルティング ファーム NAGANO ATF

株式会社 エイ・ティ・エフ​
長野コンサルティング事業部

経営者なら出来ることを探す能力はあります。

アドラー心理学

目次

新型コロナウイルスで売上がなくなっても

経営するということは、何のギャランティも無い世界に入ったということで、その覚悟が必要です。つまり、新型コロナウイルスで売上がなくなっても誰の責任でもなく、現実を受け入れた経営者の責任だということのです。飲食店であろうと観光業であっても同様です。それを選んだのは誰でもない自分だからです。営業を自粛するのも経営者の判断次第です。ただ、この時期に自社だけでも売上を伸ばそうと事を起こすと、潜在顧客からはイメージが悪くなり、その逆に地域のために活動すれば、イメージは高まります。「止まない雨はありません」。

つまり、哲学者であり心理学者であるアドラーに傚えば、共同体への貢献が他社からどう見えるかではなく、自分が気持ちよく生きれるということです。そして、「刹那を踊るように生きる」ことこそ今の経営者には重要ではないかと私は考えます。

「刹那を踊るように生きる」とは?

「刹那を踊るように生きる」とは、その一瞬一瞬をダンスを踊るように生きるということのです。つまり、誰かと生きるということになります。そして、何よりもプロセスが大切で、「今」が重要であるということのです。この新型コロナウイルスによる大恐慌の末を案じるのではなく、今、誰かと「二人の幸せ」のために生きるということになります。世界地図の真ん中に相手でもなく自分でもない「二人」を中心に置く必要があるのです。そして、これをマーケティング的に考えると「私たちの幸せ」となります。つまり、「社員との幸せ」「顧客との幸せ」「地域社会との幸せ」なのです。多くの人たちが今気づいていることは、自分だけが幸せなることはありえないという人間社会の現状です。どこかでウイルスが放置されれば、ビジネスに大きな影響を及ぼすのです。世界が平和でなければ、私たちの平和ではないというグロバル社会に生きているのです。

自分は刹那を全力で踊る

経営者であれば、この現状の不安は消すことはできないかもしれません。しかし、何も起こっていない現状ならば、「今たちの幸せ」のために経営を行うしかないではないでしょうか。自社だけが生き残るなんてことはあり得ないのです。だったら、地域のために自分のできることを今やるしかないのではないでしょうか。最悪を覚悟をして、人間として正しい事を実行するしかないのではないでしょうか。外出しなくても営業してなくても経営者ならできることを探す能力は必ずあります。

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