「やる気のない社員をやる気にさせる」方法
結論からお伝えすると「やる気のない社員をやる気にさせる」方法はありません。人は他人をコントロールすることができないからです。しかし、経営者や上司が自分をコントロールすることはできるのです。質の高い企業文化は、そんな自己のコントロールで成長を楽しむ集団によりなされる文化です。そのため社員の「仕事への考え方」「お客様への考え方」「人生につての考え方」を、学びや指導で「気づきを感じてもらうしかありません」。
また、そもそも経営者や幹部が部下のモチベーションを低下させているのが原因のケースも少なくありません。というかその問題は、殆どが経営者から発信されます。もしくは、採用に問題があるケースもあります。この企業文化が高まらないと継続した業績UPも期待できません。ブランデイングなども同様です。
管理者ではなくリーダになる
管理者とは、何かを支持して社員に業務を遂行させます。リーダーは、社員の成長と成果にバランスよく視点を置きます。一人ひとりの社員には、長所と短所があります。ノート時同じ数の長所と短所を書いてみるとその社員の事がよくわかります。「2-6-2の法則」の法則は確かに存在します。最悪な2にフォーカスするのではなく、「2-6-2の法則」のまま質を高めればいいのです」それもリーダーシップの力によるものです。
期待とエンパワーメントの力
企業文化の質を高めるには、様々な方法があります。そして、まず簡単に行えるのが、「期待を伝えエンパワーメントの力を利用する」ことが重要になります。つまり、社員に期待値を伝え、権限を与えるのです。例えば、「よくサボる」社員には、他のよくサボる社員の対策責任者にすると効果がでます。権限を与えるときの注意点は、求めている成果を伝える必要があります。「任せる=放置」ではありません。報告の義務も伝えておく必要があります。
一人ひとり社員の価値観が異なることぉ知る
「社員」を大切にしているから「社員さん」と敬語を使ってもあまり意味がありません。それよりも>一人ひとり社員はすべて固有の価値観を持っているということです。つまり、できる社員もできない社員も「十把一絡げ」では行けないのです。人生のかけがえのない時間を経営者を信頼して、働いてくれているのです。まず、敬意を持って接することです。そして、何千人名の社員がいても一人ひとりと向き合う必要があります。
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