新型コロナウイルスの感染者数も収まり傾向にあるようですが、問題は「第6波が来るのか?」「このまま終焉になるか?」で経済の先行きは大きく変わります。しかし、今の先行きは不透明ですね。粉状況ですが、株価とガソリンだけが上昇して、既に2極化は堅調に現れているようにも感じます。また、コロナ禍でも長野県下の企業で過去最高売上、最高収益という企業も珍しくなく、その反対も珍しくないのです。
もちろん、これは企業の話なのですが、個人でも同様ではないでしょうか。これが格差というものなのかは、別の話にして、「中間層などという政治家用語的な層もなくなるのではないでしょうか?」と、すら感じる。こらがアメリカなのでも実際発生している”Polarization”(ポウラライゼイション)だとも私は感じるのです。
さて、長野県の中小企業はどう生き残り策としては「希少価値」に頼るしかないのでしょう。ニッチな大手や他社が手を出さない領域で生きるしかないのです。だから、「他人と同じような考え方」をしていては、Polarizationの餌食になるしかないのです。
今までのように風に流されるよう経営や商品作りでは生き残れないでしょう。マーケティング・経営もすべてオリジナリティが必要になります。「勝ち組・負け組」という言葉は私は好きではありません。独自性・希少性の中を生きるしかないのではないでしょうか? 経営も人生も勝つか負けるかの世界ではないのです。