「失敗を買う!」リスクを買う!」ことのでき有機こそが成功の唯一のファクター
先日、経営者の会で新しい挑戦について話し合いました。コメントを求められた私は、「失敗を買う!」「この行為ができる経営者が成長を遂げる経営者ですね」と答えました。
経済の先は見えません。成功するか、失敗をするかという先のことは誰にもわかりません。そこで重要な考え方が失敗をするけど、成功に結びつける」という精神で取り掛かるということです。いや必ず失敗はあるのです。その失敗こそが成功の要素です。また、逆に挑戦しないことが本当の意味の「失敗」となると、多くの人が語っています。また、人生と同じように思わないところで挫折をしたり、自分の関連するところ以外で逆境に遭遇します。その時に立ち上がれる強さも必要でしょう。コンサルティング風に語ると「リスクを買う」という言葉になります。そして、そのリスクを受けれる強さが経営者には必要であるということですはないでしょうか?これができる経営者だけが次の世界に向かう列車の切符を手に入れることが、できるのでしょう。
自分の中には成長も成功の要素もない
そして、もう一つ言えることが「自分の中には成長も成功の要素もない」という事です。価値観の異なる人と出会いその人の価値観を受入て、それを自分の価値観として、カスタマイズ【customize】する必要があります。経営者の考えるプランにはバイアスが掛かります。自社と顧客を真俯瞰で見ることは不可能に近い作業になります。言い換えれば「自分が考えたから上手くいく!」という意識が高まります。それでは未来は築けませんね。そこで、多くの多岐にわたった分野のブレーンも持ち、優れた人財のいる企業が強いのです。言い換えれば多様性が重要となります。そして、実行力と学びのバランスです。
東京12チャンネルで知識をすぐ実行する貪欲さが凄かった
ある、今は亡きエクステリアの卸業を行っていた経営者が、東京12チャンネルの経営者に人気の番組で、投資家のクレド(掟)を知りました。そのクレドとは、会社の事務所で靴を脱ぐ会社には投資しない」というクレドです。意味は良く分かります。「事務所で気楽に」と言う仕事への姿勢が問われるのです。それも観たその経営者は、自社の営業所の床を剥がすように支持したそうです。そこで、彼の貪欲さを私は感じました。自社が成長するためには、全てを受け入れるのです。次の世界に向かう列車の切符は誰にでも挑戦すれば手に入るものですが、手に入ってもその列車には乗れるかは別の話です。だから「やってみる」という意識が必要なのです。そして、当たり前のことですが、それをしないことには何も始まりません。そのタイミングを待つなどという考え方は時代を読める人ができるスピリチュアルな能力のある人だけではないでしょうか。