現在抱える経営課題に優先順位をつける
新型コロナ対策・燃料費高騰・半導体不足・ウッドショック・物価上昇・・・と、これほど経営課題が盛り沢山な状況だと、一つ一つに対応するより投げ出したくもなりますよね。いっそ、全て無視して「我が道を行く」のも選択の一つかもしれません。しかし、これらの課題の共通点は、「モノ・人」を利用したビジネスは非常にやりにくく、この状態は続くのか?という問題になります。SDGSでは、これらの「モノ」を動かすビジネスでは、商品の運搬に掛かる燃料・パッケージと利益率を圧迫する要因が盛り沢山です。「コト」を動かすビジネスでは、人件費の高騰は避けれれません。中小企業では経営が困難になる項目ばかりが目立ちます。これらの状況で生き残り戦略を立てるとすると、どんなことになるのでしょうか?
近い未来をイメージして考える
DX以上のビジネス自体をデジタル化する必要があります。つまり、デジタルコンテンツビジネス以外に私たちが生き残る要素はあるのでしょうか? 製造業はメーカーになるしか生き残り策は見当たらりません。サービス業も人件費の問題や人材不足、新型コロナなどとなると先行きは真っ暗です。建築業・工務店などは、人口減少という難題があります。また、職人不足などの人材の問題は山積みです。よって結論は、労働生産性になります。一人あたり年間2000万円程度は最低限必要になります。中小企業がこの数字を達成させるには売上を増やすのでなく、利益率を高める作業が必要になります。よって新しい形態のビジネスにイノベーションしない限り、生き残れないという数字上のシュミレーションからも明らかです。
利益率を高めるためには
ここまで課題が増えると答えは一つになります。つまり、人材の質を高めるしか解決策はないでしょう。その高めた人材によるイノベーションとなります。これらのベースにあるのは確かな価値観を明確した経営理念を再構築する必要があります。目指す先を明確にしないと現在の問題解決の方法も大きく異なります。これからの経営者は世界に一つしかないスタイルの商品を作っていかなければなりません。たとえそのサイズが小さな企業でも「地域に根ざす」と言っても地域が高年齢者しか残らない現状では意味がありません。企業は継続です。現在の経営者が退いても社員は継続して生活をしなければなりません。未来を見続けられる経営者こそ信頼される経営者となることでしょう。
この画像は株式会社エイ・ティ・エフの2022企業案内のメインビジュアルです。