情報生産性社会の社員育成とは?
まだまだ産業時代の会社組織や階級主義の社内体制が蔓延っている企業は少なくありません。しかし、これからは、一人あたりの生産性を向上させるには、まさしく情報生産性社会の企業文化を構築する必要があります。この企業文化とは、依存傾向や承認欲求に囚われた精神的に自立していない経営者や社員が自立することから始まります。
シナジーが生まれ業績拡大のプランが生み出され実行に至ります。
社員も顧客もまず相手を理解する事から始める。これは7つの習慣の第5の習慣に記載されている「まず理解に徹し、そして理解される」の内容となります。尊敬を社員や顧客に向けて初めて経営者は尊敬されます。これができると経営も改善されます。すなわち上の立場からではなく、立場が上であるから一番下からの目線で業務や人間関係を構築するのです。このことに気づくと暗い部屋に入り照明をONにしたときのようにぱっと明るくなります。もちろん、日常では、それを行うことの困難さにぶち当たることもあります。ですが、社員を尊敬して、顧客を尊敬すれば業績は拡大していきます。このことにより社内にはシナジーが生まれ業績拡大のプランが生み出され実行に至ります。
自立した他者に依存しない人間に育ってもらう!
アドラー心理学でも7つの習慣でも「自立」というキーワードが出てきます。あなたも経済的自立は当然のように果たしているのですが、精神的自立となるといかがでしょう。私的に表現すると「愛されるための生き方」から「愛する生き方」への変更しなければなりません。与えられることを待つのではなく、与える立場になるのです。尊敬・勇気・信頼・愛情などを与える必要があるのです。
アドラー的自立について
アドラー心理学的な解釈ですと、赤ちゃんは、一人で生きられないことを本能を持っている。そのため母や周囲の人に愛されるために泣いたりして弱さを表現する。時には駄々をこねたりは快適になるのこの理由です。それの本能を大人になっても継続している人々は多いいのです。結果を他のせいにしたり、「私はできない」と言い訳をするのも自立していないからです。自立すると、自分のことより周囲の幸せや成功を望む生き方ができる。ということです。まず共同体に貢献しながら「自分を生きる」ということになります。経営者はこれらの考え方が現在は必要であり、その考え方のもとに人材育成の完成を作りましょう。
無料の愛を提供する
無償の愛とは、見返りを期待しない愛のことです。このことにり社員は自立志向にに向かうか向かわないかの結果は、課題の分離となり、相手が決めることなので、ただ、、無償の愛を投げかければいいのです。見返りを期待すると人はそれをすぐさま察知します。「部下は上司を3にで見切る」と言われるのは経営者という立場や経営者というレンズでしか社員に対応しないからなのです。与えなければ返ってこないことを肝に銘じてください。経営者上司として、あなたからすべての社員に尊敬・勇気・信頼・愛情を与えてください。
引き寄せるチカラを使った経営
2021年3月18日(木)に私の第2段書籍、小さな会社のマーケティングが幻冬舎より全国発売されます。この書籍には、自立を目指す私のマーケティングや経営の考え方が記載されています。タイトルには、小さな会社の経営者のための人間主義マーケティングと記載してあります。つまりコロナ禍での激変する環境に対応するためには、変化を行うための原則をまず心に留め人間本来の素晴らしさを経営に活かす必要があるからです。