経営には、”Everything Matters”という言葉があります。その意味は「すべてが重要」だということです。財務・人事・プロダクト・業務・営業・マーケティング・組織・・・すべてが重要なのです。これらが掛け算となり企業が成長していきます。つまり、幼稚園の遠足で引率者は一番歩くのが遅い子供にスピードをあわせます。企業も同様です。「自社は成長しないな〜」「自社は発展が止まっている〜」と感じている経営者は、この”Everything Matter発展の概念を意識してください。そして、「あなたの会社で社長が不得意な分野が会社発展のための重荷」になっているののだと認識してください。
成長の第一歩は、自社の正しい分析。それは第三者によるものでなければなりません。そして、ゴールを定めることです。
よく私が経営者との面談で感じるのが、デジタル化・マーケティング・生産性向上・人材育成ではないでしょうか? これらを、アメリカなどでは、「経営の技術」と言われています。デジタル化が必要なことも「いずれ導入しなければ・・・」とほとんどの経営者は感じていることででしょう。しかし、自分が苦手な分野だから導入が遅れたり、目的も明確にしないで導入しているのではないでしょうか?
デジタルシステムには、それを運営するスキルや仕組みづくりも重要になります。その他に苦手なのが、英文ばかり出てくるマーケテイングや労働生産性向上ではないでしょうか?
ただ、闇雲にデジタル化したり、生産性を向上させようとしても成果を得るのに時間が必要だったり、成果を得られない結果になります。ですから、デジタル戦略・ICT化戦略には、現状のこれらのスキルや人的資産を評価して、そのレベルや目的に対応させる必要があります。スポーツ界で考えれば翌理解できるでしょう。ゴルフが世界一上手い人も、テニスが世界一の人もみんなコーチがいます。経営でも同様です。経営では、コンサルタントと言う存在が必要です。あなたの企業サイズち課題にあったコンサルタントを選びましょう。
デジタルやICTに弱い経営コンサルテイングでは意味がありません。「働き方改革」にも対応できません。これからの時代、デジタル化されていない会社は、存在できなくなるのではないでしょうか?それは、「生産性」という日本企業すべての課題の中に小規模中小企業は存在できないからです。デジタル化と組織づくりを行い生産性こそが、これから中小企業の最大の課題です。